恐怖でしかなかった自己紹介

自己紹介をする場面には、遭遇しないようにしています。

子供の学校の役員決めの時など、必ず自己紹介がありました。
普通なら、役員をすることが嫌でこういう場を敬遠すると思いますが、私の場合は役員を引き受けることよりも、自己紹介の方が嫌なことでした。

本来、楽天的な性格なので、役員自体はいい経験だと思って引き受けてもいいと思っていました。
自己紹介が始まったので、耐えきれず逃亡したこともありました。そうすると、ものすごい自己嫌悪に陥るという、精神衛生上とても良くないことになります。
これは不思議なのですが、自分の言語機能がどういう構造になっているのか分かりませんが、どもる時とどもらない場合があります。

夫の前では、異常なくらいどもります。

別に夫が怖いというわけではありません。
たぶん、他の人と話す時には、無意識に自分が発声しにくい言葉は使わないようにしているのだと思います。
どもりそうだから、話するのをやめておこうという気持ちが働くのではないかと思います。
夫には、心を許しているということかもしれませんが、疲れます。出せない言葉を、無理矢理出している感じです。
自分がそうしたくてしているのですが、どもっている時には、心がざわつきます。

これだけは慣れるということがありません。