優しい気持ちで

吃音になってしまう人の多くは、「早く話さなくては」と言う焦りからくるものだと、学生時代に授業で先生がおっしゃっていました。実際には私の友達に、吃音の人はいなかったので、あまり吃音についてよく知らなかったのですが、大人になってから知り合った人が、話をしているうちに、「もしかしてこの人は吃音なのかな。」という程度でしたのであまり気にもしていませんでした。ある日、その人と友人が何かについて話しているうちに口論とまではいかないものの、話が熱くなってきてしまい、その人は話せないほどの吃音になってしまいました。気が付いた友人は我に返り優しい笑顔で、「ごめんごめん、興奮しちゃったね。」というと、少しづつ大丈夫と笑顔に戻っていきました。私も話題を変えるために話に加わり、三人でゆっくりとお茶を飲みながら話を楽しみました。相手を思いやる気持ちで吃音の不安は少なくできるのだと知りました。